「定量調査」と「定性調査」Part1
2025/07/03
市場調査を進める際に、どのような方法で調査を実施すれば良いか、迷ってしまうこともあると思います。
市場調査には大きく分けて「定量調査」と「定性調査」があります。それぞれの特徴と使いどころを理解し、
調査の目的に合わせて最適な調査方法を選択することが重要となります。
本コラムでは、定量調査についてまとめました。
1.定量調査とは?
定量調査は、数値で表せるデータを収集する調査手法です。数値データを収集・分析することで、
対象の傾向や関係性を客観的に明らかにすることができます。
主な調査として、アンケート調査(オンライン・フィールドワーク)が挙げられます。
定量調査の主な特徴
■ 多数の意見を広く集められる
■ 回答者の数や割合、平均値、相関関係などを数値で可視化できる
■客観性が高く、再現性のあるデータが得られる。
2.「定量調査」はどういう場合に適している?
定量調査の特徴から、全体の傾向や割合を把握したい、比較や属性ごとの違いを確認したい、客観的なエビデンスが欲しいとき、などに適しており、以下のような目的や調査にマッチします。■ 市場規模やニーズの把握
製品・商品やサービスの潜在的な需要を確認したいとき
■ 顧客満足度(CS)調査
商品やサービス、接客など対応品質への満足度を数値化して把握したいとき
■ ブランド認知の測定・イメージ調査
自社ブランドや競合ブランドの認知度・印象を測定したいとき
■ 新商品・コンセプト評価
開発中の商品やコンセプトの受容性を確認したいとき
- まとめ
<こういう場合は定量調査が有効!>
- 客観的な根拠が必要なとき
- 市場の規模や需要の大きさを見極めたい
- 数値化されたデータで状況を見える化したい
- 効果を測定したい
豊富な知見から、最適な定量調査をご提案いたします。
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Part2では、【定性調査】について解説します。