REPORT & ANALYSIS SAMPLES
一例として納品している集計表・調査結果レポート・各種分析の成果物イメージをご覧いただけます。
リサーチには大きく分けて「定量調査」と「定性調査」という二つのアプローチがあります。
QUANTITATIVE|定量調査
アンケートやアクセスログなど数値化されたデータを収集し、統計的に分析する手法です。「どのくらいの割合の人が」「何人が」といった規模感や傾向を客観的に把握でき、多くの対象者から広く浅く情報を集めることに向いています。
QUALITATIVE|定性調査
インタビューやグループディスカッション、行動観察などを通じて、数値では表せない発言や感情、行動の背景にある理由を深く掘り下げる手法です。「なぜそう思うのか」「どのような文脈でその行動が生まれるのか」といった個人の実感や心理を、少人数から深く聞き出すことに向いています。
両者は対立するものではなく、補完し合う関係にあります。定量調査で全体の傾向や課題の所在を掴み、定性調査でその背景にある理由や心理を深掘りする、という組み合わせで用いられることが多く、実務でも両方のレポートを並べて提示することで、データの厚みと納得感のある示唆の両方を伝えることができます。
以下に、それぞれの調査手法で実際に作成したサンプルレポートをご紹介します。
設問ごとの回答分布・属性別クロス集計など、数値データを整理・可視化したレポートです。グラフや表を使って傾向を直感的に伝えます(スキンケア化粧品調査のサンプル)。
アンケート調査の結果は、まず集計表の形で整理していきます。単純集計で全体の傾向を把握した上で、性別・年代などの属性情報による傾向、調査目的・課題に対して、どのような分析軸で見ると差異が出てくるのか(逆に差異がでないことも結果のひとつとして解釈)、ブレイクダウンして分析軸の方針を決めた上でクロス集計を走らせていきます。
GT(単純集計)
全回答者を対象に、設問ごとの回答分布をまとめた基本の集計表
※ 架空データによるサンプルです
クロス集計
性別・年代などの属性軸で回答を分割し、グループ間の差異を読み取る集計表
※ 架空データによるサンプルです
インタビューや観察調査で得た発言・行動を整理し、タイプ分類・発言録・行動パターンとしてまとめたレポートです。数値では掴めない個人の実態を言葉と構造で記述します。
集計・レポートに加え、調査目的に応じた分析オプションを組み合わせることができます。代表的な分析手法とそのアウトプットイメージをご紹介します。
CUSTOMER JOURNEY
認知から購入に至るまでのフェーズに対して、顧客との接点や行動を要素としてまとめ、ジャーニーマップを作成します。どのようにしてその商品に注目したのか、逆になぜ購入に至らなかったのかをフェーズごとに理解できます。
PERSONA
商品やサービスに対してターゲットを象徴的なモデルユーザーとして作る分析手法です。ペルソナ分析を行うことで商品やサービスを客観視でき、ユーザー目線に立った意思決定を行うことができます。
PRICE SENSITIVITY MEASUREMENT
消費者が商品やサービスの価格について「高すぎて買えない」「安すぎて不安」と感じる水準を4つの質問から導き出す分析手法です。「上限価格」「下限価格」「妥協価格」「最適価格」の4点を明らかにします。
上記のほか、調査目的や課題に応じて以下の分析手法を組み合わせることができます。
各評価項目の「重要度」と「満足度」を2軸でマッピングし、優先的に改善すべき課題領域と強みを一覧化する分析手法です。顧客満足度調査の結果をアクションにつなげる際に活用します。
複数のカテゴリ変数(ブランドと属性、商品と評価語など)の関連構造を2次元のマップ上に可視化する多変量解析手法です。どのブランドがどのイメージと結びついているかを直感的に把握できます。
「認知 → 興味 → 購入意向 → 購入経験 → 継続利用」の各ステージごとに脱落率を算出し、どこにボトルネックがあるかを把握する分析手法です。施策の優先度判断に活用されます。
自由回答(テキストデータ)を形態素解析などで分類・集計し、頻出ワードや共起関係を可視化する手法です。インタビューや自由記述アンケートから定量的な傾向を読み取ることができます。
相関分析は2変数間の関連度を、回帰分析は要因と結果の関係を定量化します。クラスター分析は回答者を類似した特性でグループ分けする際に用います。複合的な分析が必要な場面で活用されます。
時間帯別・曜日別のデータを集計・チャート化し、属性間の比較や出店判断・開発などに活用できるような調査結果レポートとしてご納品いたします。
※ 上記はすべて架空データによるサンプルです。
複数の調査結果を一枚のサマリーシートやダッシュボード形式に統合し、経営会議・報告会でそのまま使えるアウトプットとしてご納品することも可能です。グラフ・表・コメントの配置はご要望に応じてカスタマイズできます。
統合レポート・ダッシュボードイメージ
複数指標を1枚にまとめたサマリーシートのサンプル
※ 架空データによるサンプルです。実際の納品フォーマットはご要望に応じて調整できます。
集計・分析・レポートの成果物は、さまざまな意思決定の場面で活用されています。
「数字に基づいて、判断できる資料が欲しい」
満足度・認知度・購買意向などの定量データをグラフ・表で整理し、経営層が即座に判断できる報告書フォーマットで納品します。
「このエリアで出店して大丈夫か、根拠が欲しい」
通行量データや属性別集計をもとに、商圏内のポテンシャルや競合状況をレポートにまとめ、出店判断のエビデンスとして活用できます。
「ターゲットにどう受け取られているか確かめたい」
PSM分析やペルソナ分析を活用し、価格帯の妥当性やコンセプトへの共感度を可視化。開発チームとの共有資料として使いやすい形で納品します。
「キャンペーン前後で何が変わったか知りたい」
施策前後の認知率・好感度・購買意向の変化を定点トラッキングし、施策の効果を定量的に示すレポートを作成します。
「競合と比べて自社ブランドはどう見られているか」
コレスポンデンス分析やブランドファネル分析を通じて、競合との位置関係やイメージの差異を可視化し、戦略立案の判断材料を提供します。
「自社の顧客はどんな人で、何を求めているか」
カスタマージャーニーやペルソナ分析の成果物を用いて、顧客像と接点ごとの行動・感情を整理。チーム全体で「顧客像」を共有する際に活用されます。