日本に訪れている外国人旅行者は1ヶ月あたり約300万人を超え、今後も更に増加が見込まれいます。日本政府は2030年には年間6,000万人、消費額を15兆円と国内での消費額を大幅に上げていく方針を打ち出しています。
都内に限らず、地方の観光スポットもニュース等で話題に挙がっているように訪日外国人は全国各地であふれ、宿泊施設、飲食店、交通、娯楽など、インバウンドに対する需要が一層見込まれることで、将来的に国内市場のマーケットは加速度的に拡大していく可能性がある一方で、観光地へのキャパシティを超える外国人の流入によるオーバーツーリズムへの対策で持続可能な観光の実現も求められています。
インバウンドリサーチの意義
インバウンドにおけるマーケティング施策を実施するにあたっては、 旅マエ 旅ナカ 旅アト という3つのタイムラインがあり、「訪日前」「訪日中」「訪日後」の外国人の一連の行動やキモチを把握していくには、それぞれのフェーズによってアクションは異なってきます。
旅マエや旅アトは、まだ自国にいる、もしくは既に帰国した段階となるため、マーケティング施策を行うためのリサーチやプロモーションは、WEBやSNSを介したアクションが基本となります。
旅ナカは、まさに今、外国人旅行者が日本にいる状況であり、彼らへの理解を深めようする場合には、その日、その場所、その時の情報が得られるので、実際の現地で直接外国人に対してインタビューやアンケートを実施するのが最も有効な手段となります。
旅ナカは「イマ」を知るだけでなく、その前後に繋がる要素(旅している期間中の行動履歴や今後の行動予定)をピックアップできるという点においても確からしさのある有益な情報を得ることが可能となります。
当社では、旅ナカの訪日外国人に対するリサーチで情報収集から集計・分析までを一手にお請けいたします。
インタビュアーが「訪日外国人旅行者」に直撃!
外国人旅行者がもたらす日本国内の「経済的な影響」「社会的な影響」「環境的な影響」など、企業が直面する様々な課題に対して、解決のきっかけとなるデータ収集をご支援します
訪日外国人旅行者に対して直接アンケート(インタビュー)を実施します

その日、その場所で行動・消費している外国人旅行者に対して直接アンケート(インタビュー)を実施いたします。
調査する場所は目的に応じてケースバイケースですが、施設やお店といったクローズドな場所で実施する場合は、施設やお店の許可をもらっての実施となります。実施の許可取得にあたってはクライアント様の方で得て頂いてからの実施になることにご留意ください。
一方で、街や観光スポットを歩く外国人に対しては、公道上でお声かけをして、その場で直接アンケート(インタビュー)を実施することが可能です。但し、街頭アンケートを目的とした道路使用許可(道路の占有)は原則として取得できないことから公道を歩く他の人に迷惑とならないよう実施場所に配慮しながら実施することとなります。
英語・中国語・韓国語が話せるバイリンガルなスタッフで対応

調査スタッフは、外国語が話せるバイリンガルなスタッフを現地に送りこみ、調査の趣旨や内容をしっかりと理解させた上で、外国人旅行者に対して調査依頼をして実施していきます。
◆対応可能な言語
・英語
・中国語(繁体語・簡体語)
・韓国語
※その他の言語対応については対応いたしかねる場合もございますので、お問い合わせください。
街頭調査では概ね10分程度で回答できる内容で設計して実施

お店や施設内など、座りながらリラックスできるような環境で調査ができる場合は比較的多くの設問内容を聴取できたりしますが、街頭調査のように屋外で実施する場合は、その場で立ち止まって回答して頂く回答時間の目安は概ね10分前後となります。これは日本人に限らず、外国人の方でも大きくは変わりません。
回答する時間が長くなると調査への協力率低下、もしくはせっかく協力頂いても後半の回答を頂けないことで欠損値、場合によっては無効票となる場合があります。
調査設問を作る上では、その点を考慮しながら設計する必要があります。