RESEARCH METHOD | 定量調査

郵送調査

紙の調査票を対象者に郵送し、回答を返信してもらう調査手法です。
顧客リストへの直接送付ができ、インターネットを使わないシニア層や
特定職種・地域住民など、デジタルでは届きにくい対象者にもリーチできます。

顧客リスト宛て直接送付 シニア・高齢者対応 エリア・住民調査

郵送調査とは

郵送調査は、設計した調査票を印刷して対象者に郵送し、回答済みの調査票を返信用封筒で回収する定量調査の手法です。インターネットが普及した現在でも、デジタルでは届きにくい対象者への調査手段として活用されています。回答者が自分のペースでじっくり記入できるため、細かな設問や資料を確認しながら答えるタイプの調査にも適しています。

POINT 01

デジタルが届かない対象者にリーチ

インターネットを使わない高齢者や特定の職種・地域にも、紙の調査票で確実にアプローチできます。

POINT 02

顧客リストに直接送付できる

自社の顧客リストや会員リストを宛先として直接送付できるため、ターゲットを絞った回収が可能です。

POINT 03

匿名性が高く、本音を引き出しやすい

対面ではなく紙への記入のため匿名性が確保しやすく、センシティブなテーマでも正直な回答が得やすい傾向があります。

メリットとデメリット

郵送調査は「届く先」と「回収に時間がかかること」を理解したうえで計画的に設計することが重要です。

メリット

  • インターネットを使わない高齢者や特定職種など、他の手法では届きにくい層にリーチできる
  • 自社の顧客リスト・会員リストを活用し、ターゲットに直接送付できる
  • 回答者が自分のペースでじっくり記入でき、複雑な設問や資料参照が必要な設問にも対応しやすい
  • 匿名性が確保しやすく、プライバシーに関わるテーマでも本音が得やすい
  • 記名・無記名を状況に応じて選択できる

デメリット・注意点

  • 回収率が他の手法に比べて低い傾向があり、督促対応が必要なケースも多い
  • 郵送・返信の往復があるため、回収完了まで2〜4週間程度かかる
  • 回答内容を確認したり、深掘りしたりすることができない
  • 印刷・封入・郵送コストが別途発生する
  • 記入ミスや未回答の設問が発生しても修正できない

活用シーン・テーマ例

郵送調査が特に力を発揮するのは、対象者のリストが明確で、デジタルでは届きにくい場面です。

顧客満足度調査(CSアンケート)

購入後に顧客へ郵送するアフターアンケート。高齢の顧客が多い業態では特に有効です。

住民意識調査・地域調査

自治体や行政が住民の意識・要望を把握するための定期調査。エリアサンプリングによる配布も可能です。

患者満足度調査

病院・クリニック・介護施設での利用者・入院患者へのアンケート。対面やデジタルが難しい環境でも実施できます。

会員・ファンへのアンケート

シニア会員が多いクラブや協会のメンバーへのアンケート。会員名簿を活用した直接送付に適しています。

高齢者の生活意識・消費行動調査

インターネット調査では捕捉しにくいシニア層の意識・行動を把握したい場合に適しています。

特定職種・業界への実態調査

農業・漁業・建設業など、日中デジタルデバイスに接しにくい職種の実態把握に有効です。

郵送調査 実施までの流れ

ヒアリングから納品まで、一貫して対応します。

STEP 01
ヒアリング・企画設計
調査目的・対象者・回収目標・スケジュールをヒアリングし、調査の企画設計を行います。
STEP 02
調査票の設計・印刷
設問内容を確定し、読みやすい用紙レイアウトに仕上げて印刷を手配します。返信用封筒も同封します。
STEP 03
郵送・配布
顧客リストへの直接送付、またはエリアサンプリングによる配布を実施します。
STEP 04
回収・督促
返信用封筒での回収を管理します。回収率向上のため、必要に応じて督促状の送付も対応します。
STEP 05
入力・集計・分析・納品
回収した調査票をデータ入力し、集計・分析のうえ報告書を作成して納品します。

こんな時は、他の手法との組み合わせもご検討ください