RESEARCH METHOD | 定性調査

インタビュー調査(IDI・FGI)

アンケートの数字だけでは、「なぜ、そう思ったのか」までは分かりません。
1対1、あるいはグループでの対話を通じて、消費者自身も気づいていない本音や
複雑な意思決定の背景に迫るのが、インタビュー調査です。

デプスインタビュー(IDI)|オンライン中心 グループインタビュー(FGI)

IDIとFGI、何が違うのか

インタビュー調査には「1対1」で深く聴くデプスインタビュー(IDI)と、「複数人」で意見を交わし合うグループインタビュー(FGI)の2つの手法があります。テーマの性質や聴きたい内容によって、適した手法は変わります。

デプスインタビュー(IDI) グループインタビュー(FGI)
形式 対象者1名 × モデレーター1名 対象者3〜6名程度 × モデレーター1名
実施方法 オンラインが基本(必要に応じて対面も選択可) 対面(インタビュールーム)が基本
向いているテーマ 深層心理・購買理由・複雑な意思決定プロセス、金銭やセンシティブな話題 新製品・広告アイデアへの反応、多角的な意見やアイデアの抽出
得られる情報 個人のホンネ・パーソナリティの深い理解 グループダイナミクスから生まれる発想の広がり
実施時間の目安 60分〜90分 120分

デプスインタビュー(IDI)とは?

対象者とモデレーター(インタビュアー)が1対1で行う、定性調査の代表的な手法です。フェイス・コムではオンライン実施を基本としており、対象者は自宅など普段の環境からリラックスして参加でき、地域を問わず対象者を集めやすいのが特長です。会場を押さえる必要がなく、スケジュール調整から実施までのリードタイムも短縮できます。

デプスインタビュー(IDI)のイメージ
POINT 01

地域を問わず、全国どこからでも対象者を集められる

POINT 02

自宅などの普段の環境で話せるため、リラックスした本音を聴きやすい

POINT 03

会場費・移動時間が不要で、スピーディーに実施できる

※ 対象者の状況や商材によっては、対面でのIDIが適したケースもあります。実物を手に取っていただきたい場合や、高齢の対象者などオンライン環境が整いにくい場合は、秋葉原の専用インタビュールームでの対面実施も承ります。

IDIの活用シーン

商品やサービスの選択・購買理由など、深層心理や行動を深く掘り下げたい
様々な要因が絡む、複雑な意思決定プロセスを解明したい
お金の話やセンシティブな情報など、人前では話したくないテーマを扱いたい

メリットとデメリット

メリット

  • オンライン実施により、地域を問わず幅広く対象者を集めやすい
  • 会場を確保する必要がなく、リクルーティングから実施までのリードタイムが短い
  • 複雑な意思決定のプロセスや潜在的なニーズを探りやすい
  • 他の意見に左右されず、素の反応や感情を観察できる
  • センシティブなテーマや込み入った内容も詳しく聴ける

デメリット

  • 対象者1名の意見のため、サンプルの代表性に限界がある
  • FGIのような参加者同士の意見交換による議論の広がりはない
  • 1名あたりにかける時間が長く、コストが高くなりやすい
  • オンラインでは、実物を手に取ってもらう体験や細かな表情・反応の観察がしづらい場合がある

IDIの目的 ―「なぜ?」を繰り返し、消費者のホンネを知る

デプスインタビューの目的は、消費者の深層心理を理解し、潜在的なニーズを拾い上げることにあります。定量調査の前段として仮説やコンセプトを固める場面、あるいはネットリサーチ・会場調査(CLT)で得た回答をより深く聴いていく場面など、活用のタイミングは様々です。

いずれの場面でも「なぜ、そのように思ったのか」を繰り返し掘り下げることで、アンケートの選択肢だけでは見えてこない、消費者の真のホンネに近づくことができます。

グループインタビュー(FGI)のイメージ

グループインタビュー(FGI)とは?

数名程度のグループを会場に集め、モデレーターの進行で特定のテーマについて座談会形式で発言してもらう定性調査です。参加者同士の意見交換から生まれるグループダイナミクスにより、定量調査では得がたい発想やイマジネーションに富んだ情報が得られます。

通常はセグメントごとにグループを分けて実施するため、グループ間の反応や意見の違いといった差異も明らかになります。

FGIの活用シーン

新製品や広告のアイデア開発・探究、消費者の理解や反応、理由を確認したい
多角的かつ多数の対象者から、意見やアイデアを幅広く抽出したい
性別・年齢・志向性など、一定の共通性を持ったセグメントをターゲットにしたい

インタビュー調査 実施までの流れ

IDI・FGIによって多少のプロセスは異なりますが、大きな流れは共通しています。

STEP 01
課題・仮説の整理
調査の目的や課題をお伺いし、仮説が定まっていない場合はまず仮説の設定から進めます。
STEP 02
対象者の選定・リクルーティング
仮説で設定した条件に合致する人をセグメント化し、WEBモニターからスクリーニングのうえ、電話またはメールで直接リクルーティングを行います。
STEP 03
インタビューフローの設計
IDIは60分〜90分、FGIは120分を目安に、その時間内で聴ける内容を整理してフローを組み立てます。
STEP 04
専任インタビュアーによる実施
調査テーマに応じて経験豊富なインタビュアーを選定。対象者のホンネを引き出せるよう進行します。

こんな時は、他の手法との組み合わせもご検討ください