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「今うちのブランドはどれくらいのポジション?」ブランド認知調査の活用事例

「今うちのブランドはどれくらいのポジション?」ブランド認知調査の活用事例

2019/05/07

ブランド認知とは?

今そのブランドが市場においてどの程度、そしてどのように知られているかを確認することを「ブランド認知」と言います。
人間は「知っているもの」から選択する生き物。その人の選択肢の中に自社のブランドがどの程度入っているのかを把握することは、
これからブランドを育てていく上でとても重要なことなのです。
そして消費者に「知られている」ということは、市場で大きなアドバンテージを持ち、ブランドのイメージが良ければ
消費者の購買意思決定に大きく関係してくるのです。

ブランド認知調査をどう活用する?

「自社ブランド力がどれくらいなのか、そしてどのようなイメージを持たれているのか」
そう思ったときに有効なのが「ブランド認知調査(ブランドイメージ調査、ブランド力調査)」です。

とはいってもいったいどんなことを知ることができて、その情報をどう活用するものなのか。
お金をかけてせっかくやるなら知っておきたいポイントですよね。

そのため今回はブランド認知調査の活用事例を紹介します。

事例 【相談】自社製品の売上伸び悩んでいる・・・なんとか改善していくための糸口を見つけたい

【仮説】
売上が伸び悩む要因はブランド力が低い(弱い)のでは?=ブランドイメージがしっかりと定着(浸透)していないのでは?
と仮説づけてブランド認知調査を実施した。
【調査結果】
自社製品ブランドは多数の競合ブランドに埋もれてしまっており、ブランド認知率が市場において低いことが分かった。
また、企業として打ち出しているブランドとしてのコンセプトイメージも消費者が抱いているイメージと大きなギャップがあり、
自社製品の良さが消費者にしっかりと伝わっていないことが分かった。

ブランド認知調査で知ることができるのは、ブランドのポジショニングだけでなく、ブランドに対するイメージ、そして
そのブランドの好感度を競合ブランドと同じ土俵に並べ相対的に比較することで市場の状況をしっかりと読み取ることができるのです。

「○○といえばA社」といったような直感的なイメージ想起はもちろん、自社及び競合他社のブランドイメージを把握して、
自社の強みや弱みを発見することができます。「競合他社と比較してこういう点が足りないから改善していこう」など、
今後の事業展開やPR方法も変えていく必要があります。

「知られていないこと」が売上が伸び悩む原因のひとつなのか、または「それ以外」に原因があるのかを把握することは
今後のマーケティング活動に大きく関わってくる、ブランド認知調査はその代表的な活用方法の一つだといえます。