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Research Method会場調査(CLT)

会場調査(CLT/Central Location Test)

会場調査(CLT)とは?

特定の会場に条件に合致した対象者を集めて調査する方法です。新製品やパッケージなど実物を見せたり試用させたりするようなユーザビリティ評価、また新商品の飲料や食べ物などのテイストテストに適しており、提示物の見せ方や順番、多少込み入った調査内容でも調査スタッフが管理する会場調査であれば秘匿性が高く、同一の環境下(対象者によって偏りがない環境)で調査することができるので、収集するデータの精度も高まります。また、実際に消費者の顔が見えることでよりリアリティある調査となります。

対象者の選定は街頭(路上)でリクルーティングする時代もありましたが、現在では年齢や性別、特定商品の使用経験者など、その調査のテーマに合致する人をインターネットモニターからスクリーニングのより抽出することで代表性高い明確なターゲットを会場に招集することが可能となりました。

会場調査(CLT)

会場調査に適しているテーマ

会場調査の最大のメリットは対象者の商品ブランドの使用経験やライフスタイルなどが事前に分かっているので、その調査テーマのターゲットに対してピンポイントで調査ができること

会場調査は予め対象者の性別や年齢が分かっているのと同時に、スクリーニング時で聴取している特定商品の使用経験など、その調査のテーマに必要となる条件設定の合致者、そのほか消費行動や家族構成、世帯年収なども聞いておくことで、その人自身のライフスタイルを含めたプロファイルが事前に分かるので、仮説の検証がしやすく、そしてターゲットに対してピンポイントで調査ができるところにあります。

事前の対象者プロファイルや当日の会場で回答してもらった内容を踏まえてデプスインタビューも可能

一人あたりが要する調査時間は調査のテーマによっても異なりますが、概ね30分~45分、長くても60分~90分程度で終わることが一般的です。対象者の自記入回答で進めて行くのか、調査スタッフとOne to Oneによりヒアリング形式で進めて行くのかによって進行時間も変わっていきます。
設計次第では、事前の対象者プロファイル情報や当日の回答状況を見たうえで、生の声をより詳しく聴きたい(深掘りしたい)といったケースにおいて、セミデプス(デプスインタビュー)によって定性情報を収集することも可能です。

インタビュー調査(IDI・FGI)の詳しい内容はこちら

デプスインタビューも可能

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