お持ちのデータうまく活用できてますか?
企業に溜まっているデータやアンケートで収集した回答データを実際に役に立つ情報に変えるためには、集計という作業が必要となります。
集計とはデータを取りまとめて分かりやすく「可視化」させることです。集計には単純集計とクロス集計があり、単純集計は回答全体の実数(n)と割合(%)を表したもので、全体を掴むために必要な基本的な集計となります。
クロス集計は性別や年代といった属性項目や利用・非利用、満足・不満足などのグループと掛け合わせることで単純集計では読み取れないセグメント別での分析が可能になる集計方法となります。さらにそれらの集計結果をグラフ・チャート化することで視覚的にも直感的にも把握することができます。
データを「どのようにまとめて行けば良いのか分からない」といった活用方法の悩みや「細かい集計まで手が回らない」「データが散らかっていて整理ができない」「時間的にリソース不足で対応できない」といった悩みなど、貴社が抱えている課題をお聞きしたうえで専門的な視点でデータの整理、集計・分析をご提案いたします。
集計のアウトプットイメージ
集計システムで回答矛盾などのエラーチェックを行ったあとに単純集計を行います。
調査の目的や課題に最適な分析軸を設定し、クロス集計を行います。
調査レポートのアウトプットイメージ
定量調査レポートのイメージ
整理したデータと集計の結果からグラフや数表を作成して分析、詳細結果や要約をわかりやすく見える化して調査レポートを作成していきます。
基本はクロス分析によりレポート化していきます。
定性調査レポートのイメージ
インタビューで聴取した発言や回答を整理して調査レポートとしてまとめていきます。
通行量調査・交通量調査レポートのイメージ
収集したデータを整理し、調査目的と内容に応じてカスタマイズして調査レポートを作成していきます。
各種分析
カスタマージャーニー分析
認知から購入に至るまでのフェーズに対して、顧客との接点や行動を要素としてまとめ、ジャーニーマップを作成します。どのようにしてその商品の注目したのか、逆になぜ購入に至らなかったのかをフェーズ毎で理解できます。
ペルソナ分析
商品やサービスに対してターゲットを象徴的なモデルユーザーとしてつくる分析手法です。
ペルソナ分析を行うことで商品やサービスに対して客観視することができ、ユーザー目線に立った意思決定を行うことができます。
PSM分析
消費者が商品やサービスの価格について、どれくらいから「高すぎて買えない」と感じるか、どれくらいから「安すぎて不安」を感じるか、4つの質問に答えてもらうことで、「上限価格」「下限価格」「妥協価格」「最適価格」が分かる分析手法です。
アフターコーディング(テキストデータの分析)
テキストマイニングといった自動ツールでは読み解けない内容をアフターコーディングによって解決していきます。アフターコーディングは、アンケートなど、自由回答(自由記述)によって得られたテキストデータを読み解き、ひとつひとつ文節・分解しながら、数値化(コーディング)していく作業となります。その調査の設問の意図や調査の課題・テーマに照らし合わせて、テキストデータの意味を最適な分類とカテゴリとして起こし、回答者の属性などとクロス分析することで定性データを定量データとして分析して見える化していきます。