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Research Methodインタビュー調査(IDI・FGI)|定性調査

デプスインタビュー(IDI)とは?

デプスインタビューは、定性調査の手法のひとつであり、対象者とモデレーター(インタビュアー)が“1対1”でインタビューを実施していきます。
ひとつのテーマについて1対1でじっくり話を聴くことが出来るので

●対象者のパーソナリティを深く理解しやすい
●大勢の前では話し難いことも聴くことができる
●複雑で込み入ったことを詳しく聴ける

など、直接のインタビューを通じてヒアリングできることが最大の特徴です。
1対1の対話から得られる学びや観察を通して、ひらめきや気づきを得られる機会を創出していきます。

デプスインタビュー(IDI)

デプスインタビュー(IDI)の活用シーン

← 下記の表は左右にスライドできます →

活用シーン①活用シーン②活用シーン③
商品やサービスの選択・購買理由など、深層心理や行動について深く掘り下げたい様々な要因が絡むような複雑な意思決定といったプロセスを解明したいお金の話やセンシティブな情報など、人前では 話したくないテーマを扱いたい

デプスインタビュー(IDI)のメリットとデメリット

メリット

  • 対象者の意識や行動を深掘りできるので、複雑な意思決定のプロセスや潜在的なニーズを探りやすい
  • 他の意見に左右されることなく反応や感情などを観察できるので、素のパーソナリティを理解しやすい
  • 大勢の前では話しにくいようなセンシティブなテーマや複雑で込み入ったことを詳しく聴くことができる
  • オンラインによるインタビューが容易に可能となったため、地域を問わず幅広く対象者を集めやすい

デメリット

  • 対象者ひとりの意見となるため、サンプルの代表性を持たないなど情報にバイアスが発生する可能性がある
  • グループインタビュー(FGI)のように参加した対象者同士の意見交換がないため議論が発展しない
    ただし、裏を返せば「ほかの人はこう言っているから」といった周りに左右されない個人の本音を聴くことができます
  • 他の調査方法と比べると対象者ひとりあたりにかける時間も多いためコストが高くなる可能性がある

デプスインタビューの目的(なぜ?を繰り返し、消費者のホンネを知ること)

デプスインタビューの目的は、消費者の深層心理を理解し、潜在的なニーズを拾うことにあります。

定量調査のように多くの消費者を対象としたアンケートを実施する前の仮説立案やコンセプト作成など、大まかな傾向が出た上で定量調査の設問設計に落とし込んで実施していくようなケースやネットリサーチ・会場調査(CLT)で実施するような定量調査に参加した人の回答をもとにより回答の深さを聴いていくようなケースがあります。

どちらもインタビューでは、「なぜ、そのように思ったのか(感じたのか)」を繰り返し掘り下げていくことで消費者の真のホンネを知ることが可能になるため、定量調査で行った内容だけではわからない、より具体的な情報を得ることができます。

デプスインタビューの目的

グループインタビュー(FGI)とは?

グループインタビュー(FGI)は、数名程度で構成させるグループを会場に集め、特定のテーマについて座談会形式で司会者(モデレーター)の進行により質問を投げかけて自由に発言してもらう定性調査となります。
参加者同士がお互いに意見を交換しあったりしながら情報を引き出していくことで、 グループダイナミクスが生まれ、定量調査では得がたい、より深い情報やイマジネーションに富んだ情報が得られるのがこの調査の特徴です。
通常はグループをセグメント毎に分けてインタビューを行うため、グループ間の反応や意見の違いといった差異が明らかになります。

インタビュールーム

グループインタビュー(FGI)の活用シーン

← 下記の表は左右にスライドできます →

活用シーン①活用シーン②活用シーン③
新製品や広告などのアイデア開発や探究、それに対する消費者の理解や反応、理由を確認したい多角的にたくさん、且つセグメント化された多数の対象者から意見やアイデアを抽出したい性別や年齢、志向性などについて一定の共通性を持ったセグメントをターゲットとしたい

インタビュー調査(IDI・FGI)の実施までの流れ

インタビュー調査は、デプスインタビュー(IDI)、グループインタビュー(FGI)によって多少のプロセスは異なるものの大きくは変わりません。

調査の目的や課題をお伺いしながら、仮説が決まっていなければ、まずは仮説の設定を行っていきます。
次にどのような方を対象者とするのか、これは仮説で設定した諸条件に合致する人をセグメント化し、その諸条件に合致する人をWEBモニター(インターネットに登録している消費者)よりスクリーニングをかけて抽出し、電話またはメールにて直接的にリクルーティングを行っていきます。

インタビュー時間は、一般的にデプスインタビュー(IDI)で60分~90分、グループインタビュー(FGI)は120分となりますので、その範囲で聴ける内容を整理してインビューフローを作成していきます。

インタビュアーは対象者のホンネを引き出せるよう長年のキャリアを積んだインタビュアーをご用意いたします。調査のテーマによって得意・不得意のジャンルがありますので、専任するインタビュアーを選定して進行していきます。

インタビュー調査(定性調査)の実施の流れ

インタビュー調査の実施方法

デプスインタビュー(IDI)の実施方法
グループインタビュー(FGI)の実施方法

秋葉原ACORN インタビュールーム

当社では提携している専用のインタビュールームを完備しております。
インタビュールームは36㎡、バックルームは最大20名着席可
場所)秋葉原駅から徒歩5分

ゆとりのある空間

ゆとりのある空間

飛沫感染防止の対策も可能

パーティションで飛沫感染防止の対策

モニタールーム(バックルーム)

モニタールーム(バックルーム)

インタビュールーム

●大型円形テーブル
●バックレスト付ロータリチェア11脚
●ホワイトボード
●テレビモニターDVDプレイヤー
●ビデオカメラ天井4箇所
●Wi-Fi利用可

モニタールーム(バックルーム)

●通常利用人数:11名
※最大利用人数:約20名
●(オブザーブ席11席・同時通訳席1席)
●インターネットWi-Fi
●同時通訳設備
●フォーカスビジョン

時間帯 平日 土日・祝祭日
 午前  9:30~13:30 ¥ 40,000 ¥ 45,000
 午後 13:30~17:30 ¥ 43,000 ¥ 48,000
 夜間 17:30~22:00 ¥ 43,000 ¥ 48,000
 半日(午前~午後) ¥ 80,000 ¥ 90,000
 半日(午後~夜間) ¥ 83,000 ¥ 93,000
 全日(午前~夜間) ¥120,000 ¥136,000
 延長 30分ごと ¥ 6,500 ¥ 7,200
  • ご利用時間は原則として9:30~22:00までとなります
  • 時間の延長はご相談ください
  • ご利用時間はインタビュー主催者のご入場からご退場までをカウントいたします
  • 表記の金額はすべて税抜きです

基本サービス

ドリンクサービス・Wi-Fi完備・テレビモニター・DVDプレイヤー・ホワイトボード・一般文具一式・各種携帯充電器 貸出

コピープリントアウト50ページ無料コピー、プリントアウトはカラー/モノクロの合算で50ページまで無料となります)

それ以降はカラー50円/ページ、モノクロ20円/ページ(カウンター計算のため“印刷面数”でのご精算となります)

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