2026/03/24
◆全ての売上を生み出す絶対的な「起点」
実店舗の売上は「店舗前通行量 × 入店率 × 購買率 × 客単価」で決まります。
入店率は「入店客数 ÷ 店舗前通行量」で算出され、店の前を歩く人のうち何割が実際に足を踏み入れたかを示す指標です。
店舗にどれほど魅力的な商品や体験を用意しても、店舗に入店してもらえなければ、その価値は届けられません。購買やリピートといった店舗で起こるポジティブな結果はすべて、顧客にこの「最初のアクション」を起こしてもらうことからしか始まりません。
◆売上づくりの大前提となる「集客」を測る指標
店舗ビジネスにおいて、売上をつくるための大前提は「集客」です。
しかし、店舗前の通行量が多い=「集客できている」というわけではありません。
どれほど目の前の通りが賑わっていても、実際に店舗に「人」を引き込めなければ、売上にはつながりません。つまり、目の前の通行人に対してどれだけ入店を促せたかを示す「入店率」は、店舗のリアルな集客力をダイレクトに表す「集客指標」と言えます。
◆意思決定を強力にサポートするデータ
集客力を示す「入店率」を正確に知ることは「意思決定」を強力にサポートします。新規出店の際、単に通行量の多さだけで物件を評価するのではなく、ターゲット層がどれだけ入店に結びつくのかまで解像度を高めて評価できれば、適切な「意思決定」につながります。また、日々の店舗運営においても、入店率という「冷静なデータ」を把握することが、店舗外観の改善やディスプレイの効果検証などの礎になります。「入店率」という客観的なファクトに基づくアプローチは、不確実なリテールビジネスを成功に導くための欠かせない羅針盤となります。
◆自店の入店率は高いのか、低いのか
ここで問題になるのが、比較の基準です。
自店の入店率を測れば、数字そのものは出ます。しかしその数字が「業態として高いのか低いのか」は、自店のデータだけでは判断できません。入店率の水準は業態によって大きく異なり、同じ通行量の立地でも、アパレルと飲食ではまったく別の数字になるからです。
国内には、業態別の入店率を実測したベンチマークデータがほとんど存在しません。だからこそ多くの企業が、通行量だけで物件を評価するか、経験と勘で入店率を見積もるところに留まっています。
フェイス・コムでは、都心5エリアの路面店を行動観察スタッフが実地計測し、業態別の入店率ベンチマークとして整備しています。自店や候補物件の数字を、同業態の実測値と並べて判断するための物差しです。
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